能登めぐ
三橋美智也、能登を歌う。
石川県の能登半島、その独特な地形および海、「めぐり」がいのある所だと想像させられます。
その地形がどのような風土と気風を作ったのやら。
あまり夢を膨らませ過ぎてもいけないが、行かねばならない場所だと思いました。
しかし道連れがいないのが悔しい・・・・!!

 

 

2018.12.28
 激れミッチー「ムーンサルト和尚さん」昭和54

 

小髭(兵庫)
もう何て言って良いのやら。 長い間待ってました。 これもサンプルでしか聞いてなかったけど、繊細で、童謡の様に優しくて、 特にこれを目当てに激れ!ミッチーを探してました。 本当に素敵な曲だと思います。 今日は本当に幸せです。

 

しかし優しさの溢れた歌い方ですね。 この優しさまで真似ようとして気付かされるのは、 赤ん坊をあやして色んな顔をしたり、話しかけたり、色々と試しているかの様に変化している。 丁度そのような気持ちで歌わないと出来ない。 今はさっぱりこういう歌手はいないだろうけど、これが国民的(民族的)歌手たる真髄なんだと思わされます。 ただ、コーラスが今となってはダサい感じが出てしまってるかな。

 

紅の櫛
出だしからは典型的な人情演歌と思いきや、三橋美智也の歌い方と歌詞でこうも変わるとは。
これを歌える資格のある人は他にいないと見せつけられる。

 

 

冬峠

 

何と言えば良いのやら。
珍しいメロディでありながら、とても馴染み、特に起伏を感じることなくて、でも地味にも感じないし、厳しい冬を思わせる曲にはなってなく、とても故郷の優しさを表している。
不思議だけど不思議じゃない。
まるで早春賦、朧月夜、夏は来ぬなどの様に、本来日本的なメロディではないながらも、日本になっている一部の唱歌の様に、あるいは先人たちがやり残した事を後世が作った様な。
とても表現し難い、稀有で、かつ良い名曲だ・・・・。
日本の音楽史にこの曲があって良かった〜!

 

 

芥川隆行がつづる「 岩手の和尚さん
昔にあった上質なラジオ番組を聞いているようだし、
今その時代の中に自分が不自然なく、生きている気分になれます。
なんて素敵な日本だろう。
令和にはこのように、民族の教養がある時代にしていけたらと思います。

 

 

三橋美智也 古城 芥川隆行がつづる ゴールデンスター劇場
おぉ!新しいシリーズですね。
素敵な司会、今は価値だと思われない、日本人の教養に畏まる思いです。

 

 

三橋美智也 古城 芥川隆行がつづる ゴールデンスター劇場
1おぉ!新しいシリーズですね。
素敵な司会、今は価値だと思われない、日本人の教養に畏まる思いです。

 

 

 

 

 

雪小僧
でもやっぱこうした曲は好きなんだよなぁ。
大人の童謡と言うか、大人の中の幼心への歌と言うべきか。

 

 三か月後の今再び聞いてみると、何で自分がこんなコメントを書いたのか分からないほど、三橋美智也の底の見えない才能を強く感じさせられました。

 

 

 

 

 

聞けば聞くほどに、歌謡曲というジャンルとしては曖昧なものに、その幅広さに対し、三橋美智也は色んな表情を見せますよね。
もう本当に、神様だとしか思えません。

 

 

 

 

 

恋は前向き
これは自分も驚かされました。
キングレコードはいったい何を見ているのか?
こんな名曲を地中に埋もれさせているなんて。
三橋美智也本人が好きだった曲だけで作ったアルバムとか、祭りとか、ご当地音頭集とか、民謡百選外の民謡集とか、元気を出すものとか、絶好調なものだけとか、色んなアルバムが作れるだろうに。
日本一の歌手というのは名実ともに、揺るぎないですね。
知れば知るほど、無知な自分を悔いたり、或いは嫉妬したり、無視できなくなったり、今の日本に大混乱を巻き起こす程の宝だと思います。
永久に三橋美智也を超える歌手が日本で出てくることはないのですから。
しかも今の技術ならば、もしかすると曲をREMIXしたり、未完成作同士を合成して新曲を出したり、凄く大きな可能性があると思うのですが、キングレコードは駄目過ぎる。
自分の会社の蔵に徳川の隠した財宝が埋まっている事に気付いていない。

 

 

 

 

三橋さんが歌ってる曲は、望郷の未練の共有、集団就職で東京に行った若者への励ましなどが多いですもんね。
本当に、日本人の新しい物好きというか、同時に文化を容易く足蹴にしてしまうのは嫌になりますね。
それなのに、まるでまだ文化が豊富であるかの様に、近年のテレビでは日本文化礼賛の番組をやっていたりします。
時代劇の撮影地も減っているというのに。
知れば知るほどに日本の文化は底知れぬ深さがあるというのに。
僕も土本さんがこうして教えてくれる三橋美智也の曲を纏めて、魅力を伝えるためにその中から幾つかアルバムの様に名曲を纏めたリストを作りたいと思ってはいるのですが、大体はタイトルだけで聴くかどうかをしてしまっていて、なかなか力にはなれません。
基本的には民謡、俗謡、童謡の類が好きではありますが。
キングレコードは、そこんところあまりよく分かってない感じがして、全集という名の似たようなアルバムを毎年に近い感じで出すだけ。
文化的な位置づけ、そもそも演歌という定義が曖昧でかつ変化してしまうこの言葉が結構厄介だったりします。
「演歌は小節だ」と、大物歌手が盛んに言ってるだけで、文化衰退による演歌の行き詰まりに苦言を言うこともありませんね。
三橋美智也の活動に日本の歌の歴史があると言うのに。
記念館が東京に無いのも残念ですね。
晩年、北海道出身ながら毒づいていた西部邁先生が、共通の友人の立川談志の影響もあるのでしょうけども、三橋美智也の曲を好んでいて、一年前の自決という形になりましたが、本当は北海道に帰りたかったんだと思います。
僕もホームページを作って、土本さんのページにリンクしたいと思っています。
昔はウェブリングというものがあったけど、そういった物で日本空間を確保したいなと思っています。
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土本さんとこういう話まで出来るのはとてもありがたいです。
自分はまだ30代ですが、三橋美智也の古い物ほど、逆に一周して新しいものの様に見えてる面があります。
三橋美智也の歌の歴史の内、どれを選択して見せるかによっては、逆に新しいもの、高度なものなんだといった印象を与える事が可能ではないかと思うのです。
自分は音楽の基礎的な事も分からないので、心で聞くということしか出来ません。
泣くなよしきりの事は・・・分からないかも知れません。
全く力んでいない、丁度曲の弱さに合わせた歌い方で、その力加減が難しいかとは思いますが。
大々的に宣伝されそうにない地味さはありながらも、かなり名曲だと思わされます。
歌声がありながらも完全にBGMかつ主張の無いものになってるといった事は思わされました。
まるで囲炉裏で暖まっているだけの様な、無言の、しかし日本人という人生を表すかのような。
昔の日本の映画ならば、敢えてのそんなシーンがあったかも知れませんね。

 

 

 

 

@小髭(兵庫) ありがとうございます。わたしも音楽はわかりません。心できいているだけです。だからいいのかもしれなせん。音楽がわかったら学問にはばまれて、こんなに自由に見ることはできなかったと思います。「啼くなよしきり」は林伊佐緒さんの作曲なんです。彼は「影」なんていう突拍子もない曲をかく天才肌の人だと感じます。歌手であったこともあって、独特な曲作りをしていると思います。みる人がみたら、こんな難しい歌をまったく力みがなく歌っている三橋さんはすごいというと思います。民謡風なつくりになっていて、何度も声をのばしすところがあります。「なあ〜」というのが難しいのだと思います。こういう風に三橋さん歌を分析的に書いていったら面白がる人がふえてくるかもしれません。。あなたが三橋さんの唄を聞いて惹かれたように。三橋さんの唄には、三波春夫さんとかにはない、新しさとすがすがしさがあります。それは、三橋さんに師匠がなく、独自の歌唱法を生み出したからだと思います。生来の声のよさを持っていたので、歌い続けることが出来たのだと思います。あなたが思いつかれたように、私もその面白さを書いていきます。言葉にするということが大切だと思います。こんなことやった人はなかった新しいことなんだと思います。楽しみましょう。
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@三橋美智也ファンの土本基子 実は林伊佐緒作曲編曲と書いてあったのを見て驚いていました。
軍歌の歌手として有名で、戦争末期の悲壮感溢れる歌とか、辛い役目を担ってる人といった印象と、
真室川ブギで調子のよいおっちゃんって感じで三橋美智也と春日八郎と歌ってる動画とで、
どういう性格なのかとても気になる人なので。
「影」、これまた名曲を教えて貰いました。

 

 

 

 

 

 

ムーンサルト和尚さん

 

もう何て言って良いのやら。
長い間待ってました。
これもサンプルでしか聞いてなかったけど、繊細で、童謡の様に優しくて、
特にこれを目当てに激れ!ミッチーを探してました。
本当に素敵な曲だと思います。
今日は本当に幸せです。

 

 

ヒミコ
サンプルで一番しか聞いたことが無かったので、本当に楽しみでした!
一番の三千世界の部分が何と言ってるのか気になってたのと、
「ヒミコ」、「ヤマタイ国」の部分がカタカナなのがまた良いです。
漢字のはわざと汚い印象を持たせるために書かれたものですからね。
途中の三味線もいきなり高音で綺麗な音から入ってかっこいい!

 

 

 

曲目?
また深くこの曲から、三橋美智也の感性の深さと広さに気付かされました。
普通の曲ならここはこっちの音になってるけど変えてるんだなといった箇所があるのもそうだけど、
部分的にムード歌謡の様な怪しくセクシーな歌い方もしている。
昔の人は「ディ」を「デ」と言ったりってのはあるんだけど、わざとやってる様にも思える。
よくある、古い人が若者ぶった、未熟なものなんかじゃない。
むしろディスコの日本的な正統進化を達成していたんだとも思える。

 

民謡だけの人でも無ければ、民謡と演歌だけの人でも無いし、民謡と演歌と童謡と・・・・とか、「〇〇だけ」や「〇〇まで」といったものでなく、どこまでも底が見えない工夫の細かさ、それを可能にしている感性と論理は、誰も追いこうとしていない。
アインシュタインがこの地球上に西洋文明やその劣化文明とは違う、全くかけ離れた日本という文明と国がある事を喜んでいたけど、
一部の研究者の中では、かつての日本こそが新しい、進んでたのだといった感覚を持っている人がいるそうで、
つまり、我々は欧米化する方向に進み、欧米は日本化する方向に進んでいるから、
我々が価値観を逆流しない限りは、三橋美智也の事が分からないだろうと思う。

 

 

 

 

 

デスコ天国

 

消されてたから久しぶりに聴きましたが、前に聴いていたのと大分違うような気がする。
音質が良いからなのかな?

 

それとも三橋美智也の歌い方に表れる心をより深く知ることでそう感じるようになったのだろうか?
各段にかっこよく思えました。
心のテクニック、日本流のテクニックも凄く、今回のでお気に入りになりました。
これに段位を設けたらば、2位との差を圧倒的に離して1位ですね。
古城だったか武田節だったかは忘れましたが、三橋美智也の特集で、小節をあまり使わず歌おうと心がけていたシーンがありましたが、
いつもと違う感じの歌詞、曲という事などもあってか、これまたTHE TOMBIと同じように、表情が様々に表れています。
Wikipediaには負の面が書かれていますが、自著の内容を見たり、こうした表情豊かな唄を聞いていると、正統派の日本人を追求した人格だと思わざるを得ません。
いつも土本さんが歌詞と一緒に書いてる歌い方のもう一つの歌詞で書くとしたら、ものすごく大変なことになりそうですね。
自分も分析をしてみたいと思います。
それにしてもレコードなのにここまで音が良いのですね。
もしや針をレーザーにしたりとか機材とかデジタルな編集とか、かなりの技術が注がれているのでしょうか?

 

 

BYE BYE HOUSE
これが例の文章での絶好調な時の唄声なんですね。
確かに全く非の打ちどころがないです。
「達者でナ」は、3種類あるのかな?
この歌はそれぞれ、歌い手の気持ちの年齢で主人公の年齢も変わってるし、時代を限定する言葉が入ってないので好きです。
古いのは精神的に馬と同じ年頃だったり、少しお兄さんかな?と思えたりしましたが、
今回のはお父さんの気持ちで馬に接していますね。

 

しかし優しさの溢れた歌い方ですね。
この優しさまで真似ようとして気付かされるのは、
赤ん坊をあやして色んな顔をしたり、話しかけたり、色々と試しているかの様に変化している。
丁度そのような気持ちで歌わないと出来ない。
今はさっぱりこういう歌手はいないだろうけど、これが国民的(民族的)歌手たる真髄なんだと思わされます。

 

ただ、コーラスが今となってはダサい感じが出てしまってるかな。

 

デスコ ソーラン節
これは知らなかったです!
こんなにも元気に歌ってる三橋美智也も初めてです。
炭坑節もあるらしいというくらいには聞いてはいるのですが、何分、ネットでは情報が皆無ですので本当かどうか・・・。
で、盆踊りディスコで検索してみると、あったあった!他にもまだまだ!!!
多分、激れ!ミッチーよりも更にレアなレコードでしょうか???
しかし気になったのが、さいたらぶしが、さいたろうぶし???さいたろうでも合ってるのかな???
あと、盆踊りと言いながら、全てが盆踊りではない様な・・・・。
色々珍しいものになってますね。