矢野亮さんと吉田矢健治さんは「夕やけとんび」のコンビです。
恋にやぶれたり、絶望的な気分の時は、だれにもあるものです。
死にたいような気分になったとき、楽しいことを思い出すように、
心の傷がいえるように三橋美智也さんが応援してくれる歌のように感じます。
三橋美智也さんの歌を聞くとき、どうしても三橋美智也さんの人生と重ねてしまいます。
作家の先生たちも、三橋美智也さんの心の傷をおもんばかって歌を作っているようにみえます。
矢野亮さんも吉田矢健治さんも、三橋美智也さんとは長い付き合いで、苦楽を共にしています。
ちからづよく明るい歌です。小町昭さんの編曲がまるで、リズムカルで「達者でナ」みたいです。
三橋さんがどう歌っているかみてみましょう。
「あつい なみだぁぁぁが でるのぉはぁ いきていぃるからぁ」
こぶし こぶし こぶし
「よかぜがぁぁしみるのぉはぁ いきていぃるかぁらぁ」
こぶし こぶし
「こどくのぉたび なぁぁらぁ ありがとうぉ おもいぃぃでぇ」
こぶし 声をはる こぶし
「わすれたあぁぁあのひぃのぉ においぃだぁぁ よぉぉぉ」
こぶし こぶし こぶし
ソフトにみえるけど、「死んじゃいけない」という強いメッセージがある歌です。
三橋美智也さんの苦悩とともに、ファンも生きてきたと感じます。