みちのく六人ばやし」は、三橋美智也さんの歌手生活25周年記念「三橋美智也 民謡の世界」に収録された新民謡です。

 

 三月のひな祭りの五人囃子は知っていますが、それよりも多い六人囃子はさだめしにぎやかでしょう。
 元来、囃子(はやし)は、四拍子(笛、大鼓、小鼓、太鼓)でもって、謡や能をはやしたてることにあります。

 

 「津軽三味線」「リンゴ」「リンゴ娘」「こけし」「かまくら」「チャグチャグ馬っこ」「十和田湖」「八幡平」「常磐朝日」「陸中海岸」など、みちのくの名所・名物を、笛や太鼓のお囃子で三橋美智也さんはにぎやかに歌いあげています。

 

作詞者の 芦田茂さんは「東京農業大学第二高等学校 校歌」「白銀の大地に_ 寺内タケシとブルージーンズ」等の作詞者です。

 

 小町昭さんは三橋美智也さんの「通りゃんせ小路」作曲者で、その他多くの編曲を手がけています。

 

この歌は、 植木等の「スーダラ節」によく似たにぎやで楽しい曲です。

 

  三橋美智也さんはどのようにうたっているでしょうか

 

「はあーぁーぁんぁぁぁぁー」   
        語呂 鼻音
「なみぃのぉしーぃぶぅきぃもぉ はだーぁさすぅ かぜーぇもぉー」
鼻音
「のせてぇつーぅがぁるぅのぉ しゃみぃのぉいとぉ」
鼻音
 「リンゴぉむすめが ほほそめまねくぅ」
 鼻音
「こーぉけぇぇしーぃにんんぎょぉぉも めぇでぇさぁそうー」
鼻音   語呂        語呂

 

 三橋美智也さんが愛したみちのくの名物を楽しく歌っています。
 秋田県出身の先輩歌手上原敏さんの鼻音をまねて、雰囲気をだしているようです。